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シングルマザーが家を売る時。養育費代わりの「リースバック」は本当に得?メリット・デメリットを徹底検証
カテゴリ:安佐南区エリア別・深掘り分析  / 投稿日付:2026/04/06 10:24

こんにちは。センチュリー21リベルテの山口です。

「夫と離婚して、私が子供を引き取ることになった」
「養育費の支払いが滞りがちで、今の家のローンを払っていく自信がない」

安佐南区でも、こうしたご相談は決して珍しくありません。
一番の悩みは、「家を売ればローンはなくなるけど、子供が転校しなければならない」というジレンマです。

そこで最近注目されているのが、「リースバック」という手法です。
家を不動産会社(または投資家)に売却してまとまった現金を得た後、その会社と賃貸契約を結び、
「家賃」を払いながら今の家に住み続けるというシステムです。

一見すると、すべての悩みが解決するように思えますが、本当にそうでしょうか?

1. 魔法の言葉「リースバック」のメリット

リースバックには、確かにシングルマザーにとって魅力的なメリットがあります。

  • 環境が変わらない: 子供が転校せず、今まで通りの生活が送れます。
  • 近所にバレない: 引っ越しをしないため、家を売ったことや離婚したことが周囲に知られません。
  • まとまった現金が手に入る: 売却代金で住宅ローンを完済し、残ったお金を当面の生活費や教育費に充てることができます。
  • 維持費がなくなる: 所有者ではなくなるため、毎年の固定資産税や、給湯器が壊れた時の修繕費などを払う必要がなくなります。

これだけ聞くと、「すぐにでも申し込みたい!」と思うかもしれません。
しかし、ここからがプロの警告です。

2. プロが警告する、リースバックの「3つの落とし穴」

リースバックは、不動産会社にとって「非常に儲かるビジネス」です。
その裏には、売主様が負担する大きなデメリットが隠されています。

① 売却価格が「相場の7割~8割」になる

リースバックの場合、普通に市場で売る(仲介)よりも、売却価格が大幅に安くなります。
例えば、普通に売れば3,000万円の家が、リースバックだと2,100万円~2,400万円程度で買い叩かれます。
もし住宅ローンが2,500万円残っていたら、売却代金だけではローンを完済できず(オーバーローン)、そもそもリースバックを利用できないケースも多々あります。

② 家賃が「周辺相場より割高」になる

売却して得たお金は、毎月の「家賃」として消えていきます。
この家賃は、周辺の賃貸アパートの相場ではなく、「売却価格の〇%」という利回り計算で決まります。
多くの場合、「今の住宅ローンの月々の返済額」よりも「リースバックの家賃」の方が高くなります。
「ローンが払えないから売ったのに、もっと高い家賃を払うことになった」という本末転倒な事態に陥りやすいのです。

③ 「将来買い戻せる」はほぼ不可能

「生活が落ち着いたら、またこの家を買い戻せますよ」と営業マンは言います。
しかし、買い戻す時の価格は、あなたが売った時の価格の1.1倍~1.3倍に設定されるのが普通です。
2,100万円で売った家を、数年後に2,500万円で買い戻す。高い家賃を払いながら、そんな大金を貯金できるでしょうか?現実的にはほぼ不可能です。

3. まとめ:一時しのぎの劇薬か、計画的な売却か

リースバックは、「どうしてもあと2年だけ(子供が卒業するまで)この家に住みたい」といった、明確な期限と目的がある場合のみ有効な「一時しのぎの手段」です。

「なんとなく今の生活を変えたくないから」という理由で安易に飛びつくと、数年後に家賃が払えなくなり、結局は家を追い出され、手元にはお金も残らないという最悪の結末を迎えます。

「子供のためにどうするのが一番良いのか」
リベルテ(山口)にご相談いただければ、リースバックの査定はもちろん、
「普通に高く売却して、学区内の安い賃貸アパートに引っ越す」
という、より手元にお金が残り、将来の不安が少ない現実的なプランも比較してご提案します。
一人で悩まず、まずはプロの客観的な意見を聞いてください。

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