ホーム  >  広島市の不動産売却はセンチュリー21リベルテ  >  安佐南区エリア別・深掘り分析  >  【遠方在住の相続人へ】安佐南区の実家、帰る予定がないなら「3年以内」に売らないと大損する理由

【遠方在住の相続人へ】安佐南区の実家、帰る予定がないなら「3年以内」に売らないと大損する理由
カテゴリ:安佐南区エリア別・深掘り分析  / 投稿日付:2026/03/23 10:25

こんにちは。センチュリー21リベルテの山口です。

東京や大阪など、県外にお住まいの方から、
「安佐南区の実家を相続したけど、どうすればいいか分からない」
というご相談が急増しています。

「いつか帰るかもしれないし…」
「親の思い出が詰まっているから、すぐには売れない」

そのお気持ち、痛いほど分かります。
しかし、不動産のプロとして、心を鬼にしてお伝えしなければなりません。
もし、あなたが将来的に安佐南区に戻る予定がないのであれば、相続してから「3年以内」に売却しないと、金銭的に数百万円単位で損をする可能性が高いです。

今回は、遠方在住の相続人が陥りやすい「放置のリスク」と、期限内に売るべき理由を解説します。

1. 実家の管理、甘く見ていませんか?「交通費」と「精神的負担」

まず、物理的な問題です。
空き家になった実家を維持するには、定期的な管理(空気の入れ替え、草刈り、郵便物の整理)が必要です。

県外から毎月帰省して管理できますか?
新幹線代や飛行機代だけで、年間数十万円が消えていきます。
業者に頼めば月額1万円~かかりますし、固定資産税も払い続けなければなりません。

「誰も住んでいない家」にお金を払い続けることは、想像以上に精神的な負担になります。
そして、家は人が住まなくなると一気に傷みます。数年後に売ろうとした時には、建物としての価値がゼロ(解体更地渡し)になっていることも珍しくありません。

2. 最大の敵は「3000万円控除」の期限切れ

金銭的な最大のデメリットは、税制優遇が使えなくなることです。

記事No.8でも触れましたが、相続した空き家を売却する場合、一定の要件を満たせば「譲渡所得の3,000万円特別控除」が使えます。
これにより、売却益にかかる税金(約20%)をゼロにできる強力な特例です。

しかし、この特例には「相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日まで」という期限があります。
「まだ3年あるから大丈夫」と思っていると、あっという間に期限が来ます。
遺産分割協議、荷物の整理、測量、解体、買主探し…。これらをすべて完了させて引き渡すには、最低でも半年~1年は見ておく必要があります。

期限を1日でも過ぎれば、数百万円の税金を払うことになります。これが「大損」の正体です。

3. 安佐南区の地価は今がピーク?「売り時」を逃すな

さらに、市場環境の問題もあります。
現在、安佐南区の不動産価格は高止まりしていますが、人口減少や金利上昇の影響で、いつ下落局面に転じるか分かりません。

特に、昭和40年代~50年代に開発された団地(毘沙門台、高取、弘億など)は、住民の高齢化が進み、空き家が増え続けています。
供給過多になれば、当然価格は下がります。

「需要があるうちに売る」のが鉄則です。
遠方に住んでいるからこそ、地元のリアルな相場観が分からず、売り時を逃してしまうリスクが高いのです。

4. まとめ:帰省のついでに査定だけでも

「売るかどうかはまだ決めていないけど、とりあえず今の価値を知りたい」
それでも構いません。

お盆や正月の帰省のタイミングに合わせて、リベルテ(山口)が実家の査定を行います。
鍵をお預かりできれば、立ち会いなしでの査定も可能です。

「3年」という期限は待ってくれません。
思い出を大切にするためにも、実家が「負動産」になる前に、賢い決断をしてください。

ページの上部へ